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ミキクロウ

Author:ミキクロウ
知識のないまま、気分、駄文垂れ流し。多分でなく、自分満足と判っております。
ジャンルも文体も不安定な感じです。
読み易い、を何とか目指します。
リンク・アンリンクフリーです。

qoo-low@hotmail*co.jp
ご指摘、感想など御座いましたらお気軽にどうぞ。

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今更バースデー

今更すんません。
コバヤシバースデー祝う気持ちはありましたとも!






藍ゆうイロSS(しょっぱストーリ)
宜しければどーぞー





「おめでと」

小さく呟いてキスを贈る。







今更プレゼントなんてのも、何だかな。


当日はメールの遣り取り。のち、長電話。
イベントとしてはそれだけでも充分だったし、何しろそこに拘れる程、自由じゃあない。

ゆうちゃんは、ゆうちゃんで生活があって。
あたしはあたしで、それなりに毎日を暮らしてる。



朝、起きてメールして。
いってきます、のメールして。
上手く行けば空き時間には電話して。
ただいま、のメールを送って待つ。眠る前の電話。
最後はどちらか。と、言うか大体ゆうちゃんの無言が続いて、
寝たな、と通話ボタンを切るあたし。

単調に満たされた生活に、刺激を与えるとするなれば誕生日の様なイベント事なのだろうけれど。



過ぎた期日をカレンダーで見遣りながら、リビング。
じんわり暖かいカーペット。


「ありがとうございます」
座ったままでも丁寧なお辞儀は、床に着きそう。
さらり落ちた髪の毛で顔が見えないよ、ゆうちゃん。

彼女の誕生日を一週間も越えてからの初対面。


一つ大人(?)になったあなたはどうですか?
やっと追いついた年齢は、もっと近づいてくれますか?



「今日はあたしがあげるね?」
押し倒してく、ゆっくりと。


ゆうちゃんの服を剥がしてゆく、ゆっくりと。



ああ。
寒いんだから、もっと厚着して欲しいな。








曖昧な笑顔で受け入れてくれる、閉じた唇。
頬に期待が詰まってるのは、判ってるんだから。
だって、ほんのりピンク色。


あたしが触る箇所、いちいちに反応。
「…ん、」
シャツを脱がすだけで声がエロい。


肌蹴た胸元、鎖骨にキスをして、そのまま舌を這わす。
薄い味に冬を思う。
今年は雪が多いなあ。




「ゆうちゃん、」
確認のように呼ぶ。

「はい」
待っていたかの様に応えてくれる。



「好き」
「はい」
「…好き?」
「はい」


満足して、キス。
下唇を食む様に、もう一度。



脇腹を掌でじっくり往復。瞳はあなたと合わせたまま。
少し恥ずかしそうに、けれども絡めてくれる視線が可愛いから。
何だか、必死な感じがするではないですか。


笑いかけると、返してくれた。
合図にして起き上がる。


あたしも、服とか余計なもん脱いじゃうね?





ベッドから引っ張り下ろした毛布を被る。

素肌に触れるふわふわが気持ちい。
組み敷いたゆうちゃんの肌が気持ちい。


「んん、」
主導権のないゆうちゃんには刺激だったかな。
触れ合う肌に、ぴくり、と声を上げた。


潜り込んで胸をぺろり。
顔は見えないけれど、体の震えは判るから。

何時もゆうちゃんがしてくれるみたく、丹念に嘗め回す。
先端は甘噛みも忘れずに。


「あぁ! …ん、っはぁっ!」
「んあ、」


一度、声を上げてしまったら、
今度は止まらなくなっちゃったゆうちゃん。


ちょーヤラしー。
ちょームラムラしてくる。







腕を下ろして、確認。
ぬるり、入り込まずに周辺を撫でる。

濡れた指を舐めて、毛布を潜る。
もっと深くへ。





毛布に篭った濃い匂いに更に興奮は煽られて。
発信源のゆうちゃんの大切な所までまっしぐら。


ぺろり。
遠くでゆうちゃんの声が跳ねた。
目の前で跳ねた腰は腕で押さえつけちゃう。







だって、もっと欲しいんだもん。
ゆうちゃんのえっちなトコロ。




入り込んだ舌を引き戻す。
めいいっぱい蜜を吸って。

腕にしがみつくゆうちゃんの指が震える。
毛布越しの嬌声は止まんない。
だからあたしも止まんない。







「の、なかさ…ん、」


何度目かの呼び掛けに応じて、戻る。
ゆうちゃんへのダイヴに、少々夢中になっておりました。


ゆうちゃんの腰から、お腹へ。
お腹から胸へ、首へ。
時折、舌を這わせながら。
突然の刺激に息を飲むゆうちゃんを感じる。


首から耳へ。
ぺろぺろと、耳の輪郭を舐める。

毛布の外の空気に少し寒さを感じた。
エアコンの温度を上げるか少し悩む。




寒かったかな、と視線を合わせたゆうちゃんの頬が濡れていた。
ハの字の眉毛が、快感の涙ではない事を伝えていて。


「ゆうちゃん?」
小さな声で野中さん、と何度も繰り返すゆうちゃん。
「どしたの、ゆうちゃん?」
濡れた跡を舐めてあげると、ぎゅぅっと抱き締められた。


「ゆうちゃん?」
少し苦しいくらいに抱き締められて、ゆうちゃんの首元に押し付けられる。
自然、表情は見えない。
こくり、ゆうちゃんが唾を飲む音が、響いて聞こえて来る。







「…す、すみません。野中さんが、み、見えなかったもの、で」
今度は息を飲む音が、響く。
「寂しかったの?」
くすくすと笑いながら聞いてしまう。

ああ、でも。
もしかして、不安、の方かな?




「いえ、あの…えー、と」


「寂しかったんでしょ?」
少し緩んだ腕を抜けて、ゆうちゃんを見下ろす。


「……すこ、し」
強く見詰めれば、はにかみながら、視線を逸らす。




「寂しかった、です」



可愛いな、コイツ。






「い…、あぁ! あ!」
折り曲げて、擦って、摘んで、増やして。


「んん! のな、あ、…のなかさ、」
キスで塞いでも、溢れる声。蜜。





ヤラしい。

そんなに髪を振り乱さないで。
頭、おかしくなりそう。



「野中さん、野中さ、んのなかさ、」
はぁはぁ言いながら、あたしを呼んでくれる。
やっぱ、可愛い。




だから、全力で、導いてあげる。
溢れる蜜に、手伝われて。
震える腿に割り入りながら。




「んん!」
ぎゅうって瞼を瞑ったゆうちゃん。
目尻に一粒、涙。
今度は快感だよね。
跳ねた腰を押さえつける。




舌を出して、ぺろ。
うん、しょっぱい。







激しく突き上げてた指のスピードは、徐々に緩めて。
乱れた前髪を直してあげる。
頬っぺたがあっついよ、ゆうちゃん。


「気持ちかった?」
呼吸が整って来たところで、聞く。

「…はい、」
柔らかく微笑みながら、小首を傾げる様が優艶って感じ。
満足して頂けたかな?

「けっこう頑張ってみました、えへ」
言っていて恥ずかしくなっちゃった。
最後、視線を逸らせちゃったけれど、ゆうちゃんから抱き締めてくれたから、問題ナシ。


「とっても、気持ち良かったです。ありがとうございます」
ぽんぽん、と背中を撫でてくれる手が温かい。気持ちい。






「でも、ちゃんとプレゼント買うかんね?」


カーペットの上はふわふわとは言えないけれど、
事後特有の、ふわふわした気持ちのあたし達には関係ない。

毛布を被ったまま、裸のまま向かい合い、時折触れ合う。
ゆうちゃんの手が伸びて、前髪を弄られる。
くすぐったい。

「何が良いかな? 指輪とか? あはは、」
ベタだけれど良いかしら? なんて。
あ、でも、ゆうちゃん指輪しない人かな?

弄ってた前髪を避けると、首が伸びてきて、額にキス。

ちゅ、って音からゆうちゃんの唇を連想しちゃう。
あたしの唇とか、貰ってくんないかな?
刹那過ぎる考えに、ふわふわしてる気持ちを再確認。

「野中さんが、」
「んん?」
もう一度伸びて来た腕は、背中に回される。
胸同士がぶつかって、心拍数が上がる。


「野中さんが、欲しいです」
引き寄せられて、擦れ合った身体に、更に心拍数が上がる。
ちょっと期待したりなんかもしちゃって、恥ずかしい。
顔、見れない。



「駄目、ですか?」


胸に埋まった、あたしを伺うゆうちゃん。
ちょっと沈黙が長かったかな。
だって恥ずかしいんだもん。





「何時も、あげてんじゃん、」







ようやく搾り出した返事は、もっと、なんて簡単に返されて。
長い夜へと向かって行ったあたし達。

ゆうちゃんに喜んで貰えて、とっても嬉しかったから
その後しばらく、ヒリヒリして辛かった事は責めない事にしたのでした。




今回だけね。
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SS(あいゆう) | 15:18:47 | Trackback(0) | Comments(0)
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